大学卒業後、イタリアを中心としたヨーロッパブランドを扱うアパレル関係の商社にて、貿易の仕事を行いました。パリコレなど、海外で配信されるニュースをいち早く海外支社から仕入れて訳したり、輸出入の仕組みについて身につけました。
また、大手企業のネットワーク・コンテンツ部署にて、テレビ番組やDVDで配信されるデジタルコンテンツの取り扱いや、海外ライセンスに関する業務に携わったこともありました。それを機に、写真・映像素材の扱いに関心を持つと同時に、インターネットの可能性についても魅力を感じ始めました。
しかし当時はまだネットワークコンテンツ時代・DVDコンテンツ時代には少々時期尚早だったために収益が上がらず、部署はリストラされ、空中分解してしまいます。
その後さらに転職し、精密機器メーカーである一部上場企業の役員秘書の職に就きます。
副会長と常務の2名の通常秘書業務を行う他、役員全体のスケジュール管理システムをIT化する一助を担ったり、顧問や相談役の皆さんにPCの使い方を指南する講習会なども催したりしました。
横浜の特許事務所のIT化担当として、70名ほどの事務所を丸ごとIT化する仕事も行いました。
特許事務所というと時代の最先端の技術の宝庫ではありますが、多数の出願案件を管理する方法はまだシステム化されておらず、事務所ごとにまちまちであるのが業界の特徴でした。
またここには、特許出願前の重要機密情報が満載であるため、うっかりネットで情放流出をしてしまった日にはたいへんな事態となってしまいます。
そして一口にシステム化といっても、数千件を超える案件それぞれ、出願から特許取得に至るまでの複雑な手続きをどのように把握・追跡するかという点は事務所の門外不出の知的財産であるため、非常に難しいことであります。
それを、事務所独自のノウハウを詰め込んだ特許情報システムを構築し、セキュアなネット通信で在宅勤務も可能なオフィスへとする業務をいたしました。
社内と発注先企業とでプロジェクトチームを作り、その中心となってシステム開発を行い、現状のオフラインでのやり方がスムーズにシステム移行できるような方法を構築することができました。事務の仕事もかなりの効率化となりました。
2006年以降は、複数の企業の人材評価の仕事も請け負っています。
大卒者の新規採用時の他、管理職の昇進に伴う能力評価を行っています。
webサイト制作、動画制作、プログラム制作、システム構築、国内のみならず、海外へ向けた情報発信。
私どもは、プロジェクトに最適なメンバーを集めたチームで、お客様の「あんな夢こんな夢、できたらいいな」を、目に見える形にいたします。